建築をめぐる環境は大きく変化し、従来の「建てる」・「壊す」から、今や「維持する」・「管理する」・「利用する」・「転用する」・「運用する」
等、より広範にわたる内容に対応する必要に迫られています。
私達公和設計は、設計事務所として中立性と公平性をサービスの基本とし、クライアントの様々なニーズに効果的かつ効率的に対応し、
その実現をバックアップします。

■建築設計
企画段階から管理・運営の段階にいたるまで、クライアントとの対話からニーズを導き、柔軟な発想でその活動に寄与することが私達の基本姿勢です。
構想から完成に至るまで、プロジェクトは基本計画・基本設計・実施設計・発注支援・工事監理という流れで進行しますが、大きくは設計と監理と云う２つのプロセスに分けられます。
設計においては、法的条件や物理的条件、社会的条件等をクリアし、デザインとして成立させながらクライアントのニーズを設計図に反映させ、監理においては、設計で構築されたイメージを、
現場での様々な試練を乗り越えて、具現化することがその目標と云えるでしょう。
我達は各分野の専門家からなるプロジェクトチームを編成し、クライアントの要求に誠実にお応えします。


■改修・リニューアル
現有資産の有効活用は、環境面からも時代の趨勢となっています。経年による劣化を修繕し保全することでクライアントの資産価値を守り、安全で快適な環境を確保することが維持管理の目的です。
時代の変遷は建物の性能水準を押し上げていきます。初期水準のままでは、社会的劣化が進行していくことになりますが、維持管理の目的である安全・安心・快適な環境を獲得するには、
如何にして改良を組み込んで既存建物の性能向上を図るかが鍵となってきます。
私達は従来の修繕計画を一歩進めて、設計事務所としての特性を生かし、建築デザインや周辺環境を含めた「場の再構築」を提案いたします。

■コンバージョン
周辺環境や社会の様々な変化に伴い陳腐化した既存建物を、別用途・機能で再生するコンバージョンが新たな社会資本の利用方法として注目されています。
新築と異なり、コンバージョンでは転用後の用途に必要な機能をすべて満たすことが出来るとは限りません。様々な条件を明確化し、その中で最大の効果を上げる為には、利用方法・目的・事業計画、
そして改修条件等を定めることが必要です。私達は、先ず既存建物の制約条件を把握し、改修条件を導き出します。


■コンサルティング
適切なコンサルティング・プランニングにより、クライアントが計画・保有している施設や、その維持管理の適切化、さらには遊休地等の活用等、
様々なニーズに対して効果的な資本投下のお手伝いをいたします。
　　　□施設維持管理の支援
　　　□建物の省エネ化と環境負荷低減
　　　□建物の耐震化
　　　□建設事業の推進と合理化

■不動産の有効利用
私達公和設計はクライアントの事業拠点選定や、選定された敷地での土地利用計画、遊休地の利活用等に関する様々な問題の解決策を提案いたします。
　　　□法規制チェック
　　　□取利用計画・開発計画の検討
　　　□関係機関協議・折衝支援
　　　□事業パートナー選定支援